人生は謎だらけ

人生で出会ってきた謎との邂逅

自信のつけ方は案外簡単かも

ピアノが上達しない、しない、と言いつつ、ピアノに向かってみると少しずつ弾けてくるようになりました。夜遅くまで頑張ってしまい、おかげで寝坊して遅刻しそうになり危なかったmesameです。

 

少しずつ弾けてくると自信がついてきました。

 

それで今回は自信のつけ方に焦点を当ててみます。

 

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ピアノに向かう前に、同じ曲がプロの手で素晴らしく弾かれている動画を観ました。あのように弾くにはどうしたらいいものか、と考えながらピアノを少しずつ弾いてみました。

 


昔、小さい頃ピアノを習ったときのことも思い出されてきました。

 


つっかかってしまった時に無理に先に進んだりせず、そこをゆっくり片手だけで弾いてみたりしました。

 


あっ、ピアノの先生はあの時これが言いたかったのだ、と私は再発見するのでした。当時は私が未熟ゆえ理解できなかったのだと思えるのでした。

 


言い換えると、ピアノの先生にしたら当たり前のことになっていたのですが、私にとっては当時それが初めて聴いたことなものですから、えー?ってなっていたようです。

 


それが自力でなんとかしようとしたときにやっと活きてくるんですね。

 


だから、ピアノの先生は教えよう教えようとしていましたが、教えない技術が必要だと思います。

 


教えるのは案外簡単です。ですが、習う方からしたら、その意義や意図がよく分かっていない場合があります。

 


仕事でも何でもそうですが、自分でやってみてこそ初めて自分のものになりますよね。ほぼ全ての作業は、やる理由があるからやっているのですね。

 


そうして、ピアノなり仕事なり、上達していける自分を発見すると、これまでは無理だ、自分ではできない、と決めつけていただけだったのが分かります。やれば出来るものが増える喜びはこの上ないものです。

 


昔の自分は昔の自分にしか過ぎなく、人間はどんどん成長できるものだ、というどこか懐かしい話になってしまいますが、しかし、それが真実でしょう。

 


ピアノのプロになれませんよ、勿論。しかし、そのつもりもないので一向に構いません。私が満足できるなら、それが全てです。

 


昨日の自分を超えていける人間の成長力なるものは、生きる上で至上のものでしょう。

 


それは誰かの助けを借りたりしつつも、自分を信じられるようになる過程でもあります。

 


自信をなくしてしまった時は、少しずつ、ゆっくり構えて、焦らず、ですね。できることがゆっくりですが少しずつ増えていく快感が何ものにも替えがたいのです。

 

自信のつけ方は、やれることを一つでもその半分でも、いや、そのほんのちょっとでもやることだと思います。

 

自分の成長力に期待して。

 

すると次が見えてきます。それまでの風景が変わっています。できなかった自分を超えた風景は、自分にとって一番大事ですよね。それが自信がついたというのではないでしょうか。あくまでも自分基準で。

 

mesameでした!ではでは!